本当に「むかし道」だった??

雪で思うように走れない時期に、古い地図をながめてみました。

入手したのは大日本帝国陸地測量部大正3年発行の5万図「條之中」(右から読みます)です。
昨年の「東吾妻むかし道MTBライド2015」で使用したコースがこの地図に載っているかな?
maruhashi-map
上記地図の部分図です。大会に使用したルートが載っていました。
「718.4m三角点から610.4m三角点を経て丸橋集落手前の急坂」 の点線ルートがそれです。
このルートは約4キロと長くてとても気持ちのよい道です。古地図にしっかり載っていましたね。

大正3年は1914年ですから、今から102年前です。少なくても100年以上前からあった道を、 今はMTBの極楽コースとして使わせていただいているのです。

このような道は今でこそ樹木に覆われ廃道になっていますが、100年以上の風水害に耐え、今でも道形がはっきり残っています。このように地形を考慮してルートを作った先人の選定力には驚嘆すべきものがあります。改めてコースを整備しなおし、皆さんとともに走らせてもらうことに感謝です。

投稿日: 2016年02月23日