1. むかし道の遊び方(走り方)

(1)むかし道MTBライドとは?

 

マウンテン・バイク(MTB)は、林道や山道など舗装されていない道を走ることを得意とした自転車です。
最近では、都市近郊のハイキング道等でハイカーとMTBライダーとのトラブルが発生するなど、MTBライダーにとっては走りにくい環境になりつつあります。
そんな中、昔は薪を取ったり集落間を移動するためのものだった道が今は使われなくなり、藪化したり放置されたりしています。そのような道を再生しMTBで走ろうというのが、この「むかし道MTBライド」です。

(2)むかし道の様子は?

 

写真のように、人や自転車が一列で通れるくらいの道です。
こんな道をシングルトラック(single track)といいます。

m9092

ちなみに軽トラなどが通れるほどの道幅がある道をダブルトラック(double track)といいます。 

m10469s-3

こんな道がお待ちしています。

(3)走行上のお願い

 

「東吾妻むかし道MTBライド」は、地元の皆さんのご理解とご協力のもと、これまでに6回の開催を重ね、多くのMTB愛好家の皆さんに参加頂いてきました。
この大会では、大会後、未走破区間やコースそのものをもう一度ゆっくり訪れて頂くために、参加者の皆さんにコースマップを差し上げ、走行についても何らの制限なく自由に走って頂けるよう配慮してきました。
その一方で、最近、走行中にケガをして救急車を呼ぶといった事態や、地元の方の車と接触する、などの事故が発生し、地元の皆様からご心配をいただく状況となっております。
事故が起こった場合の適切な対処はもちろんですが、このような事態に至らぬよう節度ある走行について改めてお願い申し上げます。
なお、現在、走行可能となっている森林内の大半の走路は、公共用の一般道路と違い、地元の皆さんや森林組合等が所有・管理するエリアとなっています。これからも気持ちよく利用させて頂くために、是非マナーを守った利用と安全管理の徹底にご協力下さい。
昨今、MTBを取り巻く走行環境は、山道でのハイカーとのニアミスや、路面の荒廃等により、森林内やハイキング道への自転車の乗り入れ制限等、走行条件が厳しくなる傾向にあります。東吾妻むかし道では、森林の所有者、地域住民の皆さん、MTBkerそれぞれの理解と協力のもと、これからもオープンで自由な走行環境の維持に努めていきたいと考えています。
そのためにも、走行される皆さんにおかれましては、引き続き「コースの保全と、安全な走行」の確保についてご配慮頂きますよう、改めてご理解とご協力をよろしくお願い致します。

2. 大会当日の遊び方

 

(1)開催日当日にコースマップ(1:25,000)をお渡しします。地図には走るコースが走る順序やチェックポイントなどと併せて記載されています。
(2)実際のコース上には、案内板や監視員が配置されているので、地図読みに自信がなくても大丈夫です。
(3)ただ途中に設けられたチェックポイントに通過制限時刻が設定されているので、計画的に走る必要があります。
(4)競技ではないので、各自のペースで走ってください。自然を楽しむのも一つの走り方です。